10年以上勤務した会社を休職しているえいちゃんです。
休職するという決断は、非常に大きなものでした。
当時は、会社に行くのも辛くて、
会社に行けてない自分という事実も後ろめたくて、
自分が情けなく非常に落ち込んでいました。
徐々に前向きに色々なことが考えられるようになり、
少し安定してきたので、決断当初の私の状況を振り返ってみたいと思います。
目次
休職決断の1週間前は、会社では笑顔を作れない日々
もともと仕事や、会社の環境に対して違和感はありましたが、
大きなきっかけが重なり入社史上最も落ち込んだ気持ちになっていました。
笑顔を作れない、誰とも話したくない、
仕事もやる気が起きなくて、
すぐに片付くようなものも後回しにするといった状態でした。
何して過ごしていたかもう思い出せませんが、
ボーッとしている時間が長かったと思います。イエロー信号です。
ついに出社拒否。突発休が3日間続いた
朝起きてベッドから起き上がれない。
子供のための食事をなんとか用意してまたベッドへダウン。
寝不足ではないのに体が動かないのです。
『もう会社行きたくない・・・』
と気がついたら夫の前で号泣していました。
きっかけになった出来事や、今まで自分に降り掛かった理不尽なことを思い出すと嗚咽が止まりませんでした。
また翌日も、その翌日も会社に行けませんでした。
また会社に行ったら、あの仕事が降り掛かってくる・・・
そんなことを想像すると、どうしても行けなくなってしまいました。
突発休の3日目、夫のすすめもあり心療内科を受診しました。
心療内科に行って、うつ病と診断される
まさか自分がお世話になるとは思いもしなかった心療内科。
何がつらいのか、いつからなのか具体的に話しながら診察室でも号泣でした。
事前に書いたアンケートと先生との面談で診察された結果、私はうつ病と診断されてしまいました。ついにレッドカードが出ました。
『あぁついに診断されてしまった・・』
今までの自分が積み上げてきたものが崩れて行くのを感じました。
診断書をもとに、会社に休職したい旨を伝える
まずは上席に電話連絡し、事態を説明し休職を願い出ました。
上席はわかったと言って、多くを聞いてきませんでした。
ただ一言、
『色々お願いしちゃっていて、悪かったね』
と薄々感づいていた様子でした。
ひとまずは有給消化で1ヶ月休んでOKと許可が下りたので、伝えるまではドキドキでしたが
『明日から会社に行かなくていいんだ』
と内心ホッとしました。
ついに休職開始
会社に行かなくて良くなったことは大分安心できました。
しかし、今後の収入や、復職のこと、
病気の進行状況など不安要素は沢山ありました。
短期間で色々なことが起こり、私の頭は完全にキャパオーバーになっていました。
給食開始から1~2週間は、疲れがどっと出たのか、ほぼ日中ずっと寝ていました。
朝起きて、最低限の食事の支度だけしてまた寝て・・・
大好きだった料理や、YouTube鑑賞も全くやる気が起こらず、
思考も何もかもストップしていました。
徐々に日中の睡眠時間は短くなる
3週間ほど経つと、ようやく自分の状況を客観的に考えられるようになってきました。
きちんと手料理を作り、傷病手当金のことを調べたり、
YouTubeで情報収集を再開したり、ちょっとずつ人間生活を戻していきました。
休職延長申請
最初の休職期間中の1ヶ月は、驚くほど会社からの連絡はありませんでした。
グループLINEは動いていましたが、
ずっと通知オフにして中身も見ないようにしていました。
1ヶ月経った頃、上席から連絡がありました。
延長するならまた診断書が必要だから提出して欲しいとのことだったので、延長を願い出ました。
休職中も定期的に診察はしていたので、診断書もスムーズに頂くことが出来ました。
休職してよかったこと
会社に行かなくて良かったことは、なによりもストレスが無くなること。
日中ビリビリするほど痛かった異常な肩こりも、
休職と同時に無くなりました。
仕事のことを考えなくて良いって、
こんなにも気持ちに余裕ができるんだと深く実感しました。
反対に、復職したら怒涛のような日々がまたやってくる・・・
と想像したくもありません。
1ヶ月はあっという間でした。
会社に行ってないから回復しているように感じますが、
実際行くことを想像すると、まだ胃がキリキリと痛みます。
意外と簡単には治らないものだなと思いました。
それともう一つ、仕事でうつ病になる人の気持ちがわかったことは良かったです。
それまでは、
『うつ病で仕事休むとか甘えじゃん』
と批判的に思っていたことは事実です。
いざ自分がなってみると、甘えというよりむしろ、頑張りすぎる、我慢しすぎるひとがなりやすいんだなとわかりました。
復職日の目処
休職してもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。
正直なところ、復帰はもう少し先にしたいです。
この文章を書きながら振り返り、
思い出すだけでとても嫌な暗い気持ちになります。
またあの環境に出戻るなんて想像したくない。
じゃ、いつまでたっても復帰できないじゃないか!
と思われるかもしれませんが、
それは病気が治れば会社に行けるし、治らなければ休み続けるしかないというのは事実です。
もうしばらく仕事のことは考えず、社会復帰を目指したいと思います。