大手企業の一般事務職として10年以上勤務し、現在休職中のえいちゃんです
今日は、休職を報告した後の周りの反応の中で唯一、厳しかったものを紹介します。
二人で旅行に行ったこともあり、よく飲みにも出かけていた同僚です。
厳しいけど、仲が良いからこその本音を聞けたと思っています。
目次
最初の反応は、『上司に話せてよかったね』
うつ病の診断書をもとに、上司に休職したい旨を告げました。
それと同時に相談していた同僚にも報告。ひとまず、
『話せてよかったね、とりあえず1ヶ月はゆっくり過ごしなよ』
と暖かく私の決断を尊重していました。
その後はLINE電話で話をした日もありました。
私がどうしてそこまで追い詰められたのか話し、共感してくれました。
休職後、1ヶ月経てば復職すると思われていた
一ヶ月の休職後は、すぐに復職すると思っていたようでした。
ちょうど1ヶ月経つ頃に、
『そろそろ1ヶ月経つけど、どうするか決めないとね!』
と前向きに言葉をかけられました。
私の気持ちとしては、復職は決めるというより、体の状態で判断するものだったので、
『あれ?そういう捉え方なの?』
と意外でした。とりあえず1ヶ月休むと報告したからなのかもしれませんが・・・
うつ病に対する理解は、浸透していないのかもしれない
その同僚に限らず、うつ病は簡単に治るものだと思われているのかもしれません。
しかし実際かかった者からすると、そう簡単に回復するものではないということです。偏った見方だと、うつ病と言えば守られる=甘えているとも捉えられているかもしれません。
実際私もこうなる前は、
『なぜ仕事でうつ病になるんだろう?』
とか、休職している同僚に対して
『まだ休んでるのかー』と思ったこともあります。
きっぱり辞めてしまえばいいのにという厳しい意見
1ヶ月経つ頃に、休職延長の旨を伝えるとこう言われました。
辞めるという決断もなかなか出来ないし、その状況にすら向き合えないのが現状でしたので、それも伝えるとちょっと残念そうに
『わかった、もう触れないようにするね』
と理解はしてくれました。
大多数が同じ意見であろうことは、容易に想像がつく
きっとその他の同僚も、同じ様に思っていると思います。
なぜなら、私も以前ならそう思っていたからです。
でも、復職することや、退職するという判断が出来る状態になるのは、難しいのです。これはなった本人にしかわからないので、大多数の人に理解が難しいことも仕方のないことです。
厳しい意見の同僚には感謝している
ハッキリ物を言われてしまい、精神的なダメージを受けていた私にはなかなかキツイ玉でしたが、感謝しています。
みんな確かに心配の言葉はかけてくれたし、本当にそう思っているはずです。
しかし、誰も言わない本音を言ってくれたことは、私にとっても良い経験になりました。
厳しい意見も、優しい意見も所詮ただの意見
優しい言葉をかけられればその場は心地よいし、反対に厳しい意見にムッとすることもあるでしょう。
でもそれはただの意見です。大切なことは、自分との対話です。
休職中は、自ずと自分と向き合う時間が増えます。
それはいい機会ととらえ、自分は今後どうしたいのか、本音で自分と対話してください。
そうすればその後の道筋も見えてくるはずですから。