長年勤めた会社を休職して3ヶ月になるえいちゃんです。
休職した理由は仕事内容のストレスですが、人には恵まれていました。

自分が可愛がられていたとか、人から頼られて人望があったとかそういうわけではありません。
意地の悪い同僚に嫌がらせを受けたとか、理不尽に怒鳴る上司に今まで当たったこともないし、家を行き来するような同僚・仲間もいました。
私が入社以来仲良くしている同僚Aから久しぶりに連絡が入りランチいこーよ!とお誘いを受けました。
休職中に同僚と出かけても良いの?
自分の現在の立場的に正直迷いましたが、断る理由もないし信頼している仲間だから良いかとOKの返事を出しました。
Aさんとは、お互い子供もいて自宅も同じ沿線上ということもあり何度もプライベートを一緒に過ごした仲間です。気晴らしもたまには良いだろうと判断しましたが、この短いやりとりである気付きがありました。
休職中の同僚をランチに誘うとしたらどう声かける?
LINEで久々元気―?と連絡が来て、ランチの約束まで2~3往復ほどしかしませんでしたが、その間一切私の休職については触れてきませんでした。
子供の様子とか、学校とか保育園のことを軽く話した程度で、子どもたちを久々に遊ばせよう!という自然な内容でした。
もしその内容が
「大丈夫?元気にやってる?何か悩んでたら話聞くよ!」
とか
「そろそろ復帰?」
とか少しでも私の休職を匂わせるような発言だったら断っていたかもしれません。
私の状況を放っておいてくれたのでだいぶ前向きな気持で返事をすることができました。
心が疲れている人への処方箋の出し方
私はその時ふと気が付きました。心理的な悩みがある時は、そのことには一切触れないで欲しいという心理状態にあるということ。今まで何か悩みがあると、人に相談したり意見を聞いたりして最終的には自分で判断を下してきました。
例えば就職先をどこにするかとか、家族関係や友達関係で揉めている時、どんな家を買おうか悩んでいる時などなど。
これが自分の心の問題となるとそうもいきません。
私の場合対処法は、自分の心地の良いことしかやらない生活を整えて、時にはお医者さんのお世話にもなって、徐々に気持ちが回復するのを待つしかないということです。
誰かに相談したり話を聞いてもらいたいとも違います。むしろそれに悩んでいることにも一切触れないで欲しいということです。
だから、もし心理的な悩みを抱えている人にアプローチしたいのであれば、そのことには一切触れずに
「しばらくぶりにランチ行こうよ!」
と軽く誘ってくれる方が心地良いのです。
会って質問攻めにされそうな相手には会いたくないなぁと思ってしまいます。
経験して分かる自分の行いの反省点
あえてAさんがそういう言い方をしてきてくれたのかはわかりませんが、自分の今までの行動を反省しました。
心理的に悩んでいたかもしれない友達に
「なんかあったら聞くからね!」
と良かれと思って言っていたこともありましたが、結局何も相談らしい相談はされなかったことがあります。
心理的な悩みを抱えていたかどうかなんてわからなかいですが、その後連絡が再開され今まで通り友達として密な関係が続いていることを考えると、今の私と同じ気持ちだったのかもしれません。
ちょっとドキドキしますが、久々の仲間とのランチ楽しみです!