働き方

一般職と総合職の比較 大手企業勤続10年以上の私の見解

大手企業の一般事務職として入社し、
10年以上勤務しているHikaruです。

その間に、異動、結婚、出産、復職、時短勤務
と様々な変化がありました。

そんな中、

Hikaru
Hikaru
私の価値ってなんだろう?

と自問自答することがあります。

この記事では、

  • 一般職と総合職の具体的な違いが想像できない
  • 一般職のメリット・デメリットが知りたい
  • 年収について、ぶっちゃけどうなのか知りたい
  • どちらで就職活動しようか迷っている

という方の疑問に、体験談を交えて答えていきます。

この記事のテーマ

一般職と総合職の比較 大手企業勤続10年以上の私の見解

一般職と総合職はどちらで入社するべきか、その理由3選

A.これからの時代を考えると、総合職の方がベター

理由1:転職に有利

入社のこと話してるのに、いきなり転職の話?!

と思うかもしれませんが、これは紛れもない現実です。
親世代と異なり、

  • 入社から退職まで勤め上げることが普通でなくなった
  • 転職が当たり前
  • 大企業であれば一生安泰という時代の終焉
  • 年功序列の崩壊
  • ジョブ型雇用の広がり

これらのことが、現代では進んできています。
なので、転職が当たり前の時代が到来し、
何かスキルや、他で潰しの効く知識がある方が圧倒的に有利です。
※有利とは、年収や待遇などが好条件での転職を指します。

私の経験上、
一般職より圧倒的に業界知識、ビジネススキルが身につくので
総合職のほうが有利といえます。

実際、10年以上一般職を貫いた私は、

Hikaru
Hikaru
転職したくても、アピールできる材料がパッとしない!

という事態に陥りました。
エクセルなんて使えたって当たり前だし、
業界知識も表面でしかないし・・・
といった具合に、アピール材料が弱くなります。

※それでも転職の戦略はありますけどね。

やはり転職、しかも年齢が上がれば上がるほど、

即戦力

を求められる傾向があります。

一般職だからといって、転職ができないということもないです。
ただ、転職に圧倒的に有利なのは総合職と言えるでしょう。

理由2:給料を上げるチャンスが多い

我社は一般職だと、給料の上がり幅がかなり緩やかです。
業務内容を比較したら当たり前ですが、

Hikaru
Hikaru
今年は千円しか上がってない!

こんなこともあり、流石にへこみました。
※同期総合職は、2万円の増額でした。

総合職は、職種にもよりますが、
成果報酬(インセンティブ)があったり、
給与更改時に一気に上るチャンスが一般職より多いです。

それだけ努力は必要になりますが、
知識やスキルも蓄積されて、給料にも反映されたら
やっぱり嬉しいですよね。

理由3:一般職採用は門戸が狭くなりつつある

そもそも一般職を採用している企業は大手ばかりです。
しかしその大手も、一般職採用には年々門戸を狭めています。
言い方は悪いですが、
事務だけ行う社員に、給料を支払う余裕がなくなってきている
ことも事実でしょう。

我社でも、毎年のように採用人数が減らされて

50人→15人

と、この10年で大幅に減少しました。

  • 一般職の総合職登用に積極的になった
  • 異動がないと言われ入社したはずが、同期全員が異動を経験していた

一般職を減らしたい、
同じ業務だけ行う社員を減らしたい
という意思がヒシヒシと伝わります。

一般職のメリット・デメリット4選

メリット

  • 残業が少ない職種であれば、予定が立てやすい
  • アフター5で、スキルアップの勉強や趣味の時間を確保できる
  • 自分では解決出来ない業務を、総合職にエスカレーション出来る場合がある
  • 怒られない 笑

上から2つ目までは、想像がつくと思います。

3つ目のメリットは例えば、

Hikaru
Hikaru
お客様からクレームになったけど、いくら謝罪してもおさまらない・・・

となった時は、総合職に相談し、
エスカレーション(引き継ぎ)出来るメリットがあります。
ここまでは一般職の業務、
ここからは総合職の業務と棲み分けが出来ているメリットですね!

4つ目のメリットは、本当です。上司次第でもありますが・・・

近頃はセクハラやパワハラに敏感なので、
一般職は特に、怒られないなぁ~と感じます。

デメリット

  • 業務や業界の全体が見えない
  • スキルや知識の幅が狭くなってしまう
  • 給料があまり増えない
  • やりがいを感じにくい

4つ上げましたが、全てつながっています。

一般職の業務は、トータルより、全体の一部分を任されている
ことが多いです。

わかりやすく、
同じ職場で働くの総合職と、
そのサポートである一般職の仕事の中身を見てみましょう。

 総合ドリンクメーカーで、今までにない新しいドリンクの商品開発プロジェクトを任された総合職と、そのサポート一般職の動き

総合職の動き

  1. 既存商品の売上把握
  2. 新商品のコンセプトを考える(ターゲットや価格設定など)
  3. 新商品の原材料を考える
  4. 原材料はどこから調達するのか考える
  5. 新商品の価格から、原価はいくらまでか考える
  6. 採算が合うか試算する
  7. 販売促進の方法を考える
  8. パッケージのデザインはどこに発注するか考える
  9. 広告はどう打つか考える
  10. スケジュールを納期から逆算する

一般職の動き

  1. 関係各社(広告代理店や、原材料メーカなど)からの請求書の支払い処理をする
  2. 打ち合わせ資料のコピー取りや、会議室のセッティング
  3. 各社、各部との打ち合わせスケジュール登録
  4. 販売促進グッズの在庫管理
  5. 決まった原材料の発注作業

おわかりいただけたでしょうか。

パッと見ただけで、業務量が圧倒的に違いますし、
総合職の業務は全て『考える』になっています。
一般職は、決まったことに対して発生する事務や、サポート業務ですね。

このプロジェクの全体を見ているのは総合職、
一部を任されているのは一般職。

どちらが良い悪いは、その人次第です。
どちらのほうが自分には向いているか、
この仕事内容を見て参考にいただけると思います。

総合職のメリット・デメリット4選

一般職のメリット・デメリットの裏返しです。

メリット

  • 全体を見渡せて仕事が出来る
  • 転職に有利
  • スキルや知識が育つ
  • 給料が上がっていく

デメリット

  • 業務量が多い
  • 業界知識のための資格試験勉強が多い
  • 怒られる 笑
  • 出来ない仕事を断りづらい

最後にあげた、『仕事を断りづらい』について。

職域でないことは、正当に断れるジョブ型雇用。
この制度ではない日本の企業では、断りづらい傾向にあると言えます。
専門職でない限り、命じられたことや頼まれたことは
なんでもやるのが総合職ですからね。

一般職の年収はいくら?総合職との比較あり

A.勤続10年目で460万円

でした。
※この後産休・育休を経て時短勤務となり、現在の年収は2割下がりました。

ボーナスは年2回、150万円貰っていました。
月給は、額面で23万円
残業は、決算月は多かったですが、あとはほぼ無しでした。
我社の給与体系は、ボーナスが多く、月給が安い、上がり幅がゆるやか
という特徴があります。

多いですか?少ないですか?

14年目の先輩社員は、フルタイム勤務で

『残業込みで500万いくぐらい』

と教えてくれました。

  • 転居を伴う転勤なし
  • 残業は、たまにある程度
  • 完全内勤
  • 難しい仕事はあまりない

という点を考えると妥当なのかもしれません。
上を見たらキリがありませんが、
他社の一般事務職の年収はもう少し高い企業もあるようです。

総合職との比較

同期が年収を教えてくれましたが、

『入社10年目で役職に就き、1000万円に到達した』

と教えてくれました。

総合職と一般職の給料の差は歴然としていますね。

一般職か総合職か、迷っていて決められないあなたへ

これまでの記事を読み込んでも、決められない!
という方オススメの決め方があります。

A.業界への関心や、ライフプランから逆算して考えよう

  • 結婚したら、家庭重視・家庭に入りたい
  • スキルアップや、やりがいよりプライベート重視
  • 他にやりたいことがある

であれば、一般職

  • その業界に興味がある
  • スキルアップしていきたい
  • 仕事一筋、趣味は二の次でも良い
  • とにかく稼ぎたい

であれば総合職

実は私も迷って、一般職に決めました。
その様になった経緯は、

もともと広告代理店志望(総合職)で就職活動をしていました。

しかし、

Hikaru
Hikaru
生活リズムが合わなそう、
プライベートが少なそう

就活をしていくうちにこんなことに気が付き始め、
自分のライフプランには合わないと確信するように。

一般職採用を再検討し、我社に出会った、という流れです。

結婚後も、総合職のようにバリバリ仕事すると、
家事ができないストレスに陥りそう。
※個人的な感想です
と具体的な未来まで想像しました。

あと、まれな例かもしれませんが、
仕事以外に達成したい夢がある場合も、
一般職の方が時間が取れる、という意味でベターな選択だと思います。

広告代理店勤務の、バリバリ総合職女子の話

私の友人で、

広告代理店でバリバリに働く女子

がいます。就活時代に知り合いました。

  • 転職は業界内で3回目
  • 年収は毎回アップ
  • 得たスキルで副業も開始

ただし、働く時間は異常でした 笑
朝の3時に退社し、翌日も10時には出社、
飲み会は、仕事を中座して23時から参加し、その後仕事に戻る、
土日も半分は仕事。
ワーカホリックという診断もついたそうです。

それでもプライベートも全力で楽しんでいました。
働く時間は長くて体が大変だけど、
仕事自体・業界自体は好きと断言していました。

ちなみに彼女は最近結婚し、幸せそうです。

まとめ

総合職も一般職も、
それぞれにメリット・デメリットがあります。
現代においては、総合職がベターな選択だと思います。
しかし、ライフプランや、その人の特性により
選ぶ基準は変わります。

一般職を選択しても、5年後、10年後には、
環境や自分の考えが変わっている可能性も大いにあります。

それに合わせて柔軟に対応していけばOKです。
新卒で入った会社がゴールではありません。
むしろそこからがスタートなので、
迷いながら、悩みながら進んでいきましょうね!