大手企業に勤める間、結婚、出産、育休、時短勤務と様々なライフイベントがあり働き方が大きく変わりました。特に、時短勤務として復職後は、
「どうしたら時間内に同じパフォーマンスを発揮できるか?」
「残業をいかに減らして子供のお迎えに行くか?」
「周りと協調して業務を進めるにはどうしたらいいか?」
そして、時短勤務として1年以上経ち自分の仕事そのものに疑問を感じるように。私は働き方を見つめ直し、自宅でもWEBライターの副業をする選択をしました。そういう行動を繰り返すうちに、私の中で「怒り」に対する考え方が大きく変わりました。
同僚にイライラするシチュエーションとは
- 仕事が遅い
- 自分がやるべき仕事じゃないことを頼まれた
- 気が利かない
- 言いがかりをつけられた
- 手柄を独り占めにされた
などなど。
私もフルタイムで勤務している間は、
「あの人なんで私にこんなこと頼んでくるんだろう」
「後輩に仕事を教えているのに全然理解してくれない」
「次に私がその仕事引き継ぐのに、なかなか終わらせてくれない」
とにかく毎日大小あれどイライラしていることが多かったと思います。当時はそんなこと気がつきませんが、今こうして1人で仕事をしていると冷静に分析できます。
イライラはなんの生産性もない行動
じゃ、イライラした当初の私はどう行動したでしょうか?
結論、何も行動していません。
- 嫌なことを頼まれたあの人が嫌いと他の人に愚痴る
- この仕事は不満だからなるべく後手に回す
- 後輩に指導するのを放棄
これって何も生み出していないのわかりますか?改善もしてないし、自分も成長していない。愚痴ってる時点で自分の価値も下げています。
もちろん人間なので突発的にイラッとしたり、声を荒げて相手に怒りをぶつけたくなることもあるでしょう。でもそれだけでは、自分の価値を下げるだけで何も生み出しません。
働き方を変えることで生まれたイライラに対する思考法
では、前にあげたイライラの具体例が自分の経営する会社内で起こったことだったらあなたはどうしますか?
やることはただ一つです。
「ではどうしたらいいのかを考えて、行動もしくは仕組みを変えることで解決する」
- 嫌なことを頼んでくる同僚がいたら、できないと断る勇気を持つ
- 後輩が理解してくれないなら、仕組みに問題があると仮定して自分で改善してみる
- あの同僚は、他の仕事を頼まれて忙しくなってしまった可能せがあるかもしれないから、少し手伝えないか状況を聞いてみよう
どうでしょう。イライラする前に、ではどうしたらいいのか?を考えるようにするだけで随分と行動が変わります。自分も成長できるチャンスです。もしやってみてうまくできなかったら、また別の方法を考えて実行すればいいだけのことです。
どうして私がこのように考えられるようになったかというと、全ての仕事が自分ごとになったからです。
職場で頼まれた仕事を言われた通りにやっている一般事務職のサラリーマンの頃は、どれもこれも自分ごととして仕事を捉えられていなかった。
https://hikaru-life.com/office-worker-3/
言われたことをきっちり、時間内に正確に終わらせる。これが使命でしたので、仕事の舵取りをしなければいけない、仕事がうまくいってもいかなくても自分の責任になるなんてことはありませんでした。
今の私は、WEBライターの仕事も自分で受注して、スケジュールや記事作成の内容もクライアントとの連絡も、日々のタイムマネジメントも全て自分の責任です。何か起こればどうしたらいいかを解決するのも自分の仕事。
イライラして怒ってるだけでは収入につながりません。私生活でも家族や子供と対面する中でイライラすることは格段に減りました。
大事なことなのでもう一度言います。
「ではどうしたらいいのかを考えて、行動もしくは仕組みを変えることで解決する」
それでも改善しなければどうしたらいい?
あの手この手を尽くしたけどダメだった、改善しなかった・・・となると仕方ありません。諦めることです。自分の力ではどうしようもできないことが世の中には溢れています。
政治や税金、自分が利用しているサービスなどもそうですし、職場や家族、人間関係でも同じです。
潔く諦めて、ではその次にどうしたらいいか?をまた考えるのです。
- 仕事を理解しない後輩がいたから自ら仕組みを改善したけどダメだった。
それなら自分が指導することは諦めて事情を話して別の誰かにお願いする。 - 嫌なことを頼んでくる人に何回も断るがまた頼んでくるようなら、上司に相談して直接言ってもらうか部署異動を願い出る。
- 同僚の仕事を手伝ったのにまだ終わらせてくれないなら、諦めて自分が担当するか他の誰かに担当を変えてもらうように上司を説得する。
ここで肝心なのは、必ず誰かとコミュニケーションを取って調整する必要があるということ。私はそういうことに疲れてしまったので、自分で黙々とできるWEBライターを発展させて、いつか独立しようと目標を立てています。
これも「どうしたらいいか?」と考えた私なりの結論です。

まとめ
イライラしただけでは何も生産性がないということが終わりいただけたかと思います。イラッとしたら、その先にではどうしたらいいか?の思考法を取り入れるだけで、ここまでいろんな方向に可能性が開けてきます。
私のように1人で仕事をしたいからサラリーマンは卒業しようと目標を立てる人もいるでしょうし、職場の人とうまくコミュニケーションを取って改善できたら仕事でもいい評価が貰えるようになった!と成果が出る人もいるでしょう。
是非、この思考法を日常生活でも取り入れてみてくださいね。